昔懐かしい味は、子を思う母の愛【京都東山・幽霊子育飴】



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六波羅蜜寺六道珍皇寺があることで有名な六道の辻。ここに『幽霊子育飴』の看板を掲げるお店があります。六道が地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の6つの世界を指す言葉であることからも、かなり「らしい名前」と言うか、ちょっとばかしドキドキしてしまうんやけど、この飴ができた由来を知ると、子を思う母親の愛情をいっぱい感じてしまうんですじょ。
20060114205338.jpg

「幽霊子育て飴」の由来については、日本昔話でも紹介されたり、落語の題材にもなっているようなのでご存知の人も多いかもしれませんが、たまたまお店にお邪魔すると落語のあらすじが貼り出されていたので、今回はそちらをかいつまんでご紹介しますね。

ある日の夜遅く、飴屋に青白い顔をした女が一文差し出して飴を買いにやって来ました。来る日も来る日も一文差し出して飴を買います。
6日目の夜、飴屋の主人は思いました。あれは幽霊やないか、と。

「人間死ぬ時は、三途の川の渡し銭として6文を棺桶に入れるんや。そやさかい、あれが7文も8文も続いたら人間や」

次の日の夜も女はやって来ました。

「今日はお足がございませんが、どうか一つ飴をいただけまへんやろか」

主人は飴をただでやり、そっと女の後をつけて行きました。すると女は、高台寺のお墓の、まだ新しい卒塔婆の前で姿を消してしまったのです。
お墓を掘ってみると、その中には赤ん坊が・・・

その子は飴屋の主人が育て、後に高台寺のお坊さんになりました。


死んでもなお、子を思う一念で飴を買い、その飴で子供を育てた母親・・・その母親のお墓のあった場所の名前は高台寺(こうだいじ⇒子を大事)
(桂米朝・『幽霊飴』より)

そこから、「幽霊子育て飴」と言う名前で呼ばれるようになって、京の名物となったそうですじょ

今販売されてる飴ってのはこんな感じなんですが
20060114214643.jpg

今から400年ほど前から明治時代までは水飴やったそうなので、水飴やったらまだ赤ちゃんに食べさせても違和感ないかも、ですよね さすがにこんな固そうな飴やと、赤ちゃんが喉を詰まらせてしまいます
ちなみに、こちらの飴は大正時代から徐々に固くなって、現在の形になったそうですじょ。

幽霊子育飴を販売されてるのは木村茶舗さん(製造はみなとや幽霊子育飴本舗さんです)。「茶舗」なのでお茶の販売がメインですが、ショーケースの3分の1位のスペースに飴が並びます。
大が500円・小は300円です。
20060114210557.jpg

麦芽80%・ザラメ20%の割合で作られる飴は、素朴で懐かしい味。京土産に買えば、話のネタにはなりそうですじょ

メモ:幽霊子育飴
販売・・・木村茶舗
京都市東山区松原通東大路西入ル(地図は ⇒ こちら!
京都市バス五条坂停徒歩5分、京阪五条駅より徒歩約15分。
TEL 075-561-1538
(不定休・行かれる際は事前確認された方がいいかもですじょ)




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べっこう飴?

むかし夜店でべっこう飴に粉がまぶしてある飴があって、それがまさしく麦芽で作られたものでした。そんな感じの味なんやろうねえ
一度食べなきゃね


2006/01/14 22:26 URL by 伸之輔 [ 編集] Pagetop△

子育て飴
幽霊になったお母さんが子供のために飴を・・・というこの有名なお話、
なぜ6日目まではお金を持って来ていて7日目にお金が尽きたのかとかよく分かってなかったです。。。
お話を読んで納得。三途の川の渡し銭の額だったんですね。

素朴な味わいも、子を思う母の愛にぴったりな気がしますね。
ほろり。。。
2006/01/14 23:16 URL by きみさま [ 編集] Pagetop△

⇒伸乃輔さん、きみさま^^
★伸乃輔さん^^
そうそう、そういう味です(材料を見る限り、たぶん・・・^^;)
とってもシンプルな味ですよ。
疲れてるときに食べたいな、って思う味です。
この飴、京都ではここにしか売ってないので、また京都のこの辺りに来られたときにでも是非覗いてみて下さい^^

★きみさま^^
このお話、どうもそうらしいです(笑)。
今回落語の方で説明したのは、そちらの方がとても分かりやすかったから。
他の説明もあったんやけど、ちょっとそっけなかったし^^;

まぁどちらの由来でも、母は強し!ってことやったんですけどね^^
2006/01/14 23:43 URL by ぽのこ [ 編集] Pagetop△

そうなんやー
お話の筋は聞いたことありますが、落語になってたなんて知らなかったです。
落ちがいいですねぇ。
2006/01/15 12:52 URL by riccio [ 編集] Pagetop△

(T_T)
泣かせる話や! 泣
母の愛・・・海より深し・・・

  > 赤ちゃんが喉を詰まらせてしまいます

(・_・)ジィさんも、詰まらせそうやね。

2006/01/15 14:31 URL by みっちゃん [ 編集] Pagetop△

幽霊子育て飴本舗さん、以前が貸家で移転しないといけないって聞いてたの。
此処に移られたのね。

母の愛は海よりも深し・・・
いくつになっても子供は子供。
気になりますよ♪
アハハハ、できの悪い子ほどね(笑)
トラバしちゃいました♪
2006/01/15 18:54 URL by チャチャ姫 [ 編集] Pagetop△

今度こそ。。
私二回ともお休みでした。
今度こそ。。
明日 都七福神めぐりを少ししようかなぁって思っています。
あいてるといいなぁ。
2006/01/15 20:27 URL by yume [ 編集] Pagetop△

⇒幽霊飴!
★りっちょさん^^
原作(?)より、落語の方が読ませる・・・と言うか聞かせる(?)んですよね(っつーかあたしは文章を読んだだけやけど^^;)
なかなか上手い話の展開でしょ?^^
落語ってあんまり詳しくないけど聴き出したら結構嵌りそうな世界です・・・
最近流行ってますもんね!^^

★みっちゃん^^
泣いてください(;_;)
お母さんは死んでも子供を守るんですじょ!!
この飴さん、名前がちょっとおどろおどろしいけど、話を知るとそういうことか~って思ってつい買ってしまうのだ(笑)。
ちなみに味は、シンプルなので飽きない味ですじょ^^
かんちゃんに買ってもらってね!^^

★ママさん^^
TBありがとうございます^^
このお話にはママさん、コメント書いてくださるやろな~って思いながら記事UPしました(笑)。
何故かあたしの周りでは、この飴の話がブームです(何故今幽霊飴?)。
ママさんも子供さん2人いらっしゃるから、母の愛を感じはるやろな~。
いつまでたっても息子であり、娘ですもんね^^

★yumeさん^^
あたしが行く時もいつも閉まってるんですよ、ここ!(笑)
でもこの時はラッキーなことに開いてたんですよね。

カメラ持ってるときは初めてやったので思わずパチリ☆です(笑)
yumeさん、明日はお仕事お休みですか?
私は今日も明日も仕事でーす(涙)。
もうお正月ムードも落ち着いてきた頃でしょうし、ゆっくり散策できそうですよね^^
2006/01/15 21:26 URL by ぽのこ [ 編集] Pagetop△

なるほど~
この飴に関する逸話は知ってましたが(落語の題材になってるのは知らなかった)
切ないお話やなぁって思いと別に、赤ちゃんが飴食べれる訳ないやんと思ってました。
水飴だったら納得かな(笑)。
2006/01/16 13:44 URL by にょじやま [ 編集] Pagetop△

やっぱり。。
都七福神巡りをかねての四条界隈散策。
六波羅蜜寺の近くなので通りかかりましたが。。。やはり閉まってました。。。。。 
2006/01/16 21:38 URL by yume [ 編集] Pagetop△

⇒にょじやまさん、yumeさん^^;
★にょじやまさん^^
あたしも落語の題材は知らんかったのですじょ。
でも読んでみると面白いな、と。

昔は今と違って簡単に栄養を摂れんかったやろから、こういう手軽な飴から栄養補給(主にエネルギー)してたんやないかな、などと考えたり。
原材料がシンプルやから安心して食べられますじょ。
そう考えたら、最近の食べ物で安心できるものって少ないような。。。

★yumeさん^^;
あ~、開いてませんでしたか^^;
ホンマに「不定休」ですよね^^;
お店の人に聞くと、ネットでも販売する可能性アリ、とのことでした。
そうなるとお店を開かん可能性がますます増えたりして・・・^^;
もし仮にそうなったとしても、この味のある看板は表に出しといて欲しいんやけどな~。
2006/01/17 00:52 URL by ぽのこ [ 編集] Pagetop△

ぽのこさんも
TB&Linkさせていただきました。
まぁ!ぽのこさんも行かれていたのですね、私も先日前を通って思わず中に入ってしまいました。
この看板気になりますよね、しかしあまり開けてないなんて私はラッキーだったのですね。
2006/02/07 21:11 URL by ユキ [ 編集] Pagetop△

⇒ユキさん^^
何でかよーわからんのですけど、ここは「不定休」(そしてその休みが多いよう)なのです(苦笑)。
だから、場所は知ってて、訪れても「やってない!」と言う人が多くて。
曜日の兼ね合いもあったのかもしれませんが、あたしこそ不定休なんですじょ!(な~んて^^;)
ユキさんが行かれた時、開いててよかったです^^
2006/02/09 12:16 URL by ぽのこ [ 編集] Pagetop△

(^▽^)♪
ぽのちゃん!TBダンケ!
きっと、してくれると思ってたの(・_・)だからアタシの看板シリーズでは、説明省いちゃった♪ ほほほ
この物語も・・・聞くも涙・・語るも涙・・・
(・_・)みんなにぽのちゃんの読んでもらって学んでもらおう♪
2006/06/05 22:03 URL by みっちゃん [ 編集] Pagetop△

⇒だは、みっちゃん!^^
「この話・・・キョワイ」って思われんやろか?^^;
改めて読むと、ユーレイとお話しする話やし、引いてしまう人もいるかもぉ~^^;

でも・・・お母さんは必死で子供を守ろうと思ってたのだ!!(>_<)
泣けて欲しいのだ(;_;)
2006/06/06 07:23 URL by ぽのこ [ 編集] Pagetop△
コメントありがとう♪














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六道珍皇寺(京都魔界伝説)
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幽霊子育飴
六波羅蜜寺の前を少し行ったところでこんなお店を見つけました。幽霊?子育飴?なんじゃそりゃ?って事でためらいなくお店に入ってみました。可愛いお嬢ちゃんが店番をしていて「 ユキのぶろぐ゜・,。,・ from: keihanna ゜・,。,・ 2006/02/07 21:05
(・_・)迫力ある看板シリーズ♪
六波羅蜜寺の北にあるお店。                        (・_・)またもやシリーズ化されてる・・いつの間に・・・古い看板って、迫力あるよね!こちらは、お醤油を販売してるお店の看板。          看板が歴史を物語るわね~ こちらは、お かんちゃんからきた楽しい画像を続々載せるの 2006/06/05 22:01
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